[アップデート] Amazon Chimeがオンライン会議の主催時にパスコードを設定できるようになりました

[アップデート] Amazon Chimeがオンライン会議の主催時にパスコードを設定できるようになりました

AWSのオンライン会議サービスである「Amazon Chime」でアップデートが発表されました。
Clock Icon2020.05.08

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みなさん、こんにちは!
AWS事業本部の青柳@福岡オフィスです。

AWSのオンライン会議サービス Amazon Chime でアップデートが発表されました。

Amazon Chime adds new policies to govern meeting access

どんな内容か見ていきましょう。

会議を主催する際に「パスコード」を設定する

会議を主催する権限を持ったユーザー (「Pro機能」を利用できるユーザー) でサインインを行い、会議をスケジューリングします。

「Meetings」→「Schedule a meeting」の順に選択します。

(「Start an instant meeting」ではパスコードの設定ができませんので注意してください)

会議の設定画面で「Generate a new ID and require moderator to start」を選択します。

4~8桁の「パスコード」を指定します。

この設定で生成された会議IDを、参加者へ連絡します。

「パスコード」が設定された会議へ参加する

別のユーザーでAmazon Chimeにサインインを行い、会議IDを入力して会議への参加を試みます。

すると、以下のような画面が表示されます。

「モデレーターが参加すると会議が開始されます、お待ちください」と (英語で) 書かれていますね。

会議の主催者が会議に参加すると、待機状態の参加者は会議へ自動的に参加します。

なお、主催者によって既に会議が開始されている場合は、参加者は会議IDを入力すると直ちに会議へ参加することができます。

会議の「モデレーター」を指定する

主催者以外にも会議を開始する権限を持つ「モデレーター」を設けることもできます。

予め「モデレーター」に指定するユーザーへパスコードを連絡しておきます。

モデレーターに指定されたユーザーは、さきほどの「お待ちください」画面の右下にある「Enter moderator passcode」をクリックします。

パスコードを入力すると、会議を開始することができます。

注意点

パスコードを設定することによって、主催者の伺い知らぬところで勝手に会議を開始されてしまうことを防止できます。

ただし「既に開始された会議に対しての参加を制限するものではない」という点に注意してください。

昨今、各種オンライン会議サービスで問題になっている「会議IDの漏洩などで部外者が会議に参加してしまう」問題を防ぐためには、引き続き以下のような対応が必要になると思います。

  • 会議IDをむやみに公開しない
  • 必要なユーザーのみに会議の招待を送る
  • 主催者・モデレーターは必要に応じて会議の「ロック」などの管理を行う

おわりに

大規模なアップデートではありませんが、オンライン会議を開催する上で便利になる機能をご紹介しました。

みなさんも、テレワーク時代のオンライン会議に Amazon Chime を活用してみませんか!

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